さくらの名所100選に選ばれている奈良県吉野町にある吉野山は、春になるとたくさんの桜が咲き誇ることで有名です。
吉野山は、平安時代からの歴史がある桜の名所で、約200種類、約30,000本もの桜が植えられています。
また、一目で1,000本もの桜がぎっしり詰まって見えることから「一目千本」とも言われていて、贅沢な桜景色を楽しむことができますよ♪
そこで今回こちらでは、2023年の吉野山のお花見情報についてご紹介していきたいと思います。
・吉野山の桜2023見頃時期や開花時期
・吉野山の桜2023穴場場所
・吉野山の桜2023混雑状況
・吉野山の桜2023おすすめの駐車場
2023年吉野山のお花見に行かれる方は、是非こちらの記事を参考にしてみてくださいね♪
吉野山の桜2023見頃時期はいつ?開花・満開状況は?
まもなく吉野山のお花見の季節が始まりますね。
先日、吉野山公式HPにて2023年の吉野山の開花日と満開日の発表がありました。
まず2023年の開花日は、こちらです。
吉野山下千本 | 3月24日 |
吉野山中千本 | 3月25日 |
吉野山上千本 | 3月27日 |
吉野山奥千本 | 4月1日 |
吉野山は、標高の違いにより、桜の開花日に差があります。
なので、約1ヶ月間と長い期間桜を楽しむことができますよ。
そして2023年の満開日は、こちらです。
吉野山下千本 | 3月29日 |
吉野山中千本 | 3月30日 |
吉野山上千本 | 3月31日 |
吉野山奥千本 | 4月6日 |
だいたい5日〜1週間後に満開になるようですね。
このことから、2023年の見頃の時期は、
下千本・中千本:3月下旬〜4月上旬頃
上千本・奥千本:3月下旬〜4月上旬頃
です。
また吉野山では、夜桜のライトアップを実施しています。
毎年多くの方が幻想的な夜桜を楽しみに訪れます。
今年2023年のライトアップ情報は、こちらです。
期間:4月1日(土)~4月16日(日)
時間:18時~22時
場所:【下千本】七曲り周辺
【上千本】大塔宮・火の見櫓周辺
ただ、開花状況によっては、日程が変更になる場合があるようです。
吉野山の桜2023穴場場所はどこ?
桜を鑑賞するなら、眺めのよいスポットでみたいですよね。
こちらでは、各エリアごとの穴場スポットについてご紹介します。
【下千本エリア】
・下千本展望所
・お野立ち跡
・南朝皇居跡(妙法殿)
【中千本エリア】
・吉水神社
・如意輪寺周辺
【上千本エリア】
・花矢倉展望台
・滝桜
【奥千本エリア】
・西行庵
下千本展望所(下千本エリア)
吉野山の玄関口である、下千本駐車場のすぐ近くにある展望台です。
雄大な美しい桜風景と遠方の世界遺産・蔵王堂を一緒に鑑賞することができるおすすめスポットです。
お野立ち跡(下千本エリア)
こちらも下千本駐車場の近くにある展望台です。
昔、明治天皇の皇后の昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)がこの場所から桜風景をご覧になった事から「昭憲皇太后・御野立跡」と名付けられました。
ここからは、七曲り坂の桜が見え、すぐ横には、吉野山ロープウェイも通過します。
ベンチもあるので、ゆっくり座りながら桜を楽しむことができます。
妙法殿(下千本エリア)
世界遺産金峯山寺・蔵王堂のすぐ西側に南朝皇居跡があります。
そこは、今から約700年前の南北朝時代に皇居あった歴史的な場所であり、そこで後醍醐天皇が政治改革を行なっていました。
ここの桜と三重の塔(妙法殿)は、人気の写真スポットとして有名です。
また日没前には、夕陽と三重の塔と桜と、更に幻想的な美しい風景を楽しめます。
吉水神社(中千本エリア)
吉水神社は、世界遺産にも指定されている有名な場所です。
冒頭でもお話ししましたが、ここから見る桜景色が「一目千本」と呼ばれています。
ここからは中千本と上千本の桜を眺めることができるので、迫力のある桜景色を楽しむことができます。
また、吉水神社階段下にある蔵王堂と美しい桜が鑑賞できることで人気のスポットでもあります。
如意輪寺周辺(中千本エリア)
如意輪寺すぐ近くからは、中千本エリアの桜のダイナミックな全景を眺めることができます。
そのほかにも有料の庭園内で、綺麗な多宝塔と一緒にシダレザクラを鑑賞することができます。
花矢倉展望台(上千本エリア)
花矢倉展望台は、眼下に見える街並みとともに桜を眺めることができるので、特におすすめのスポットです。
また夜は、幻想的な桜と街並みの夜景を一緒に楽しむことができます。
滝桜(上千本エリア)
参陵トンネルを抜けると、滝桜と呼ばれる桜の群生地がみえます。
この辺りが上千本エリアの桜であり、吉野山の中でも特に桜の多いスポットです。
まるで桜の大滝を下から見上げているかのような雄大な桜を楽しむことができます。
西行庵(奥千本エリア)
金峯神社の右手の山道を500メートルほど歩いていくと、西行庵があります。
こちらでは、静寂漂う山の静けさの中、美しい桜を鑑賞することができます。
吉野山の桜2023混雑状況は?
吉野山のお花見シーズンは、10日間で30万人も訪れると言われています。
なので、満開の時期は、非常に混雑することが予想されます。
もっとも混雑する時期は、
- 3月初旬〜4月上旬頃(特に土日)
- 午前9時から午後16時
くらいだと予想します。
夜桜ライトアップの時間帯は、意外と日中より混雑が落ち着いているみたいですよ。
なので、日中の混雑を回避するポイントはこちらです。
- 朝の5〜6時に着くように行く
- 3月末頃の平日
吉野山の桜2023おすすめの駐車場は?
吉野山のお花見には、全国からたくさんの方が訪れます。
特に車で来る方は、渋滞に巻き込まれると、大変なことになりそうです。
吉野町公式HPでもなるべく公共交通機関の利用を推奨されています。
おすすめの駐車場は、平日ならば、約200台駐車可能な如意輪寺付近の駐車場です。
また1番有名なのは、下千本駐車場です。
こちらは、約400台駐車可能で、お花見シーズンは有料になります。
料金は、こちらです。
・乗用車
2023年3月24日~4月16日:2,000円(税込)
2023年4月17日〜5月7日:1,500円(税込)
・バイク
シーズン中一律:500円(税込)
ただ、4月の第1第2土日(2023年4月1日・2日・8日・9日)や混雑が予想される日は、マイカー入山規制が実施される場合があります。
その際は、マイカーの方は、如意輪寺駐車場と下千本駐車場に駐車利用できなくなり、郊外駐車場のみの利用になりますので、ご注意ください。
また2023年4月1日・2日・8日・9日は、郊外駐車場からシャトルバスが運行する予定なので、そちらを利用することをおすすめします。
ほかにも近鉄吉野駅から中千本公園まで、お花見期間中の臨時バスもでているようなので、なるべく公共交通機関を利用するのが良さそうです。
まとめ
今回こちらでは、2023年の吉野山の見頃時期や開花時期、穴場場所や混雑状況、駐車場についてご紹介しました。
・開花時期:3月24日~
・見頃時期:3月29日~
下千本・中千本:3月下旬~4月上旬
上千本・奥千本:3月下旬~4月上旬
もっとも混雑が予想されるのが、3月下旬~4月上旬の土日の午前9時〜午後16時頃だと思われます。
なので、少しでも混雑回避するには、3月末の平日の早朝か夕方頃に行くのが良いと思います。
また駐車場は、如意輪寺付近の駐車場と下千本駐車場がおすすめです。
ただ、混雑日にはマイカー入山規制を実施するようなので、なるべく公共交通機関を利用することをおすすめします。
多くの方が混雑を回避して吉野山のお花見を楽しめますように♪
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